セブンプレミアム「激辛チキンカレー」はどんな商品?
今回レビューするのは、セブンプレミアムのレトルトカレー「激辛チキンカレー」。セブン-イレブンなどセブン&アイグループ各店で売られている商品で、製造はエスビー食品のレトルトカレーの一部を製造するキサイフーズ。真っ赤なパッケージのレトルトカレーで、激辛が好きな人ならセブンでまず手に取る商品ではないでしょうか。定価は税込300円。
ブート・ジョロキアを使用
この商品では、激辛の唐辛子である「ブート・ジョロキア」が使われています。一時期は世界一辛い唐辛子と認定されて話題になったこともあり、商品名の「激辛」にかなり説得力がありそうです。他の激辛レトルトカレーと比べて辛いのでしょうか。
セブンプレミアム「激辛チキンカレー」の内容物
箱を開けると、中にはレトルトパウチの袋がひとつ入っています。この商品もレンジ調理と湯沸かしボイル調理に両対応していますが、レンジ調理します。
セブンプレミアム「激辛チキンカレー」食べてみた!
ソテー・ド・オニオンの旨みとヨーグルト、トマトの爽やかな酸味がベースとなり、焙煎香辛料の香りにあらびきブラックペッパーと唐辛子の辛味がマッチした激辛チキンカレーです。
激辛インドカレースタイル
スパイスと唐辛子の刺激が強いチキンカレーで、商品説明には「ソテー・ド・オニオン」とか「ヨーグルト」と書かれていますが、欧風っぽさはまったくないインドカレースタイルです。辛味とスパイス、特に唐辛子の辛味が前面に出ており、確かに激辛。「LEE」の20倍よりは辛いですかね。30倍よりは辛くなさそうです。
真っ赤なパッケージやブート・ジョロキアが入っていることを考えれば、もっと辛くても良かったように思いますが、辛いことだけが売りの商品ではないので、あんまり法外な辛さではない方が良いのかもしれませんね。
スパイス感も結構強く感じられ、実はこれこそが今回のカレーの美味しさのいちばん大事な部分ではないかと思います。前面に辛さがきますが、じわじわ効いてくるスパイスが心地よくてクセになってきます。カレーの中に見える黒い粒はおそらくマスタードシードだと思われます。辛いだけではなくきちんと重厚なスパイスが感じられる美味しいカレーでした。
大きな鶏肉
大きなカットの鶏肉が4個入っていましたが、鶏肉以外の具は入っていないようです。色々なスパイスの感触があるので賑やかな食感ではあるんですけどね。鶏肉はとてもやわらかくて口の中で崩れます。こういう一点豪華主義も悪くないと思います。
ごはんとの相性
まったく甘みがなく、キリッとした辛味と鋭いスパイスなので、ごはんとの相性は最強、いや優勝です。何が何でもごはんで食べたいカレー。炊き忘れていたらダッシュでサトウのごはんを買いに行った方が良いでしょう。辛味が強いので、ごはんの消費はある程度多くなるのではないでしょうか。
オススメ度(標準は3です)
セブンプレミアム「激辛チキンカレー」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
ただ辛いだけではなく、スパイス感を重視したインドカレースタイルで、ごはんとの相性も抜群。おいしかったです。鶏肉の大きさとスパイスの食感も良かった。最近はレトルトでもバターチキンカレーが人気ですが、その甘さとは対極にある感じで、バターチキン好きの人でもたまにこちらを食べて味覚をリセットすることで、また改めてバターチキンの魅力を発見できるかもしれませんね。