レトルトカレー

【レトルトカレー】無印良品 「素材を生かしたカレー バターチキン」を実食レビュー

無印良品 「素材を生かしたカレー バターチキン」はどんな商品?

今回レビューするのは、無印良品のレトルトカレー「素材を生かしたカレー バターチキン」。製造は宮城県のにしき食品というメーカー。無印良品のカレーの多くをOEM供給しています。価格は税込390円。数ある無印良品のレトルトカレーの中でも1番人気の逸品です。

無印良品のレトルトカレーは、無印良品のお店や公式ネット通販などで購入できますが、そのうち一部商品はローソンでも購入できます。もちろん人気のバターチキンはローソンでも購入可能となっています。

バターチキンカレーとは?

バターチキンカレーは、ヨーグルトに漬け込んだ鶏肉をトマトやバターの入ったソースで煮込む北インド発祥のカレー料理です。スパイシーなインドカレーのイメージとは違い、バターのコクでやわらかい味なのが特徴で、日本で食べられるバターチキンカレーは甘いものが多いです。

個人的には筆者はスパイシーなカレーが好きで、バターチキンカレーの甘さはあまり得意ではないのですが、人気の無印のバターチキンは避けて通れません。辛さは2/5とのことで、それほど辛くはなさそう。

無印良品 「素材を生かしたカレー バターチキン」食べてみた!

3種のトマトを使い、酸味と甘みを引き立て、ギーとカシューナッツでまろやかに仕あげました。カスリメティの香りが生きています。※「カスリメティ」は、ほのかな甘みが特長で煮込みの仕上げに使われることが多いスパイスです。今回のリニューアルでは、バターチキンの味を決める重要な要素である「トマト」の種類を、2種類から3種類に増やし、これまでの酸味と甘みの強いトマトに加え、旨味もあるバランスの良いトマトを使用しました。また、鶏肉の量を増やし、スパイスの香りが生きたコクのある旨さに仕上げました。

バターやナッツのコクとトマトの酸味の対比

トマトベースでバター(ギー)やカシューナッツで甘みやコクを加えたカレーです。バターのコクが強く、ナッツや炒め玉ねぎも相まってねっとり系の甘い後味がありますが、このコクと甘みがトマトの酸味を引き立て、またトマトの酸味が甘みをより強調させる相乗効果がありました。ただ、他製品やお店でよく食べるバターチキンカレーの味に比べるとコク重視で甘みはおとなしく、カレーの甘みが苦手な人でも比較的食べやすいではないでしょうか。

一方で、他のインドカレーのようなゴリゴリのスパイス感はなく、甘みやコクの先でほのかに感じられる程度。存在感は消えておらずきちんと香っています。辛さレベル2/5とのことですが、そこまでもないように感じました。バターチキンなので当然ですが、刺激を期待するなら別商品が良いでしょう。

鶏肉たくさん

蒸した鶏肉がたくさん入っています。レトルトカレーの具なんておまけ程度にしか入っていないことが多いですが、さすが無印はちょっと高いのでしっかり入っています。しっかり煮込んでいるためかやわらかく、甘みとコクのあるカレーとの相性も良好でした。

ごはんとの相性

バターチキンカレーとしてはおとなしめとはいえ、バターなどのコクと甘みが特徴のカレーのため、ごはんとの相性は好みが分かれそう。個人的には、ごはんともきちんとマッチていておいしいですが、ナンやパンとも合わせてみたいところ。

オススメ度(標準は3です)

無印良品 「素材を生かしたカレー バターチキン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
バターやナッツのコクが強いバターチキンカレーで、甘さは比較的おとなしめ。それゆえに甘いカレーが苦手な人でも食べやすそうです。スパイス感や辛味はおとなしく、甘さ控えめなところも合わせてあまり人を選ばずに好まれそうです。無印なのでちょっと高めですが、価格以上分の価値は見出だせました。

栄養成分・原材料・調理法

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