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札幌のカレーうどんの名店「京都仕込みのかれーうどん 椿」へ行ってきました!

うどん行脚第2弾は札幌の京都カレーうどんの人気店「椿」へ

前回訪れた「増田うどん」ですっかりうどんの魅力に取り憑かれた私オサーンは、またしてもうどん店の攻略に乗り出しました。今度はカレーうどん。この店も「増田うどん」を薦めてくれた方に教えてもらったお店です。「京都仕込みのかれーうどん 椿」というお店ですが、「京都仕込み」というところに敷居の高さを感じなくもないですが、私の大好きな「天下一品」だって京都仕込みだと勇気を出し、チャレンジしてみることにしました。

お店に着いたのは平日開店前の10時55分。周辺を散策しながら向かったのですが、思ったより早く着いてしまいました。お店の前にベンチがあるのでそこに座って待とうとしましたが、私の存在に気づいた店員さんがお店を開けてくれ、入ることができました。この日最初の客ですよ私。ちなみに入れてくれた男性店員さんは京都弁ではなかったです。

さて、この店はカレーうどんのお店なのでカレーうどんを食べるわけですが、薦めてくれた方からは「ちく天かれーうどん」が良いと言われていました。メニューの中に「天丼」があり激しく惹かれたものの、今回はうどん攻略行脚であり、カレーうどんの店でいきなり天丼もないだろうということで、「ちく天かれーうどん」で決まり。120円足すと定食セットになってごはんおかわり自由だそうですが、最近食べすぎているのでこれは断念。

「ちく天かれーうどん」はうどんと天ぷらが別皿で上品な佇まい

注文してから10分程度で「ちく天かれーうどん」が登場。つゆが多いのか、うどんの麺はまったく見えません。やや白っぽいカレー色のつゆで、まろやかな味なのかなと想像させます。天ぷらは別皿です。

こちらは別皿の天ぷら。「ちく天かれーうどん」を注文しましたが、ちくわだけではなくかき揚げもついてきました。これは予期してなかったのでうれしかったです。別皿で天ぷら用の塩がついており、カレーつゆに浸して良し塩をつけて良しのハイブリッド仕様のようです。さすが京都。何がさすがだかよくわかりませんが。何はともあれ、つゆの色といい、天ぷらの盛られ方といい、なんだか私には場違いな上品な佇まいでやや気後れしました。

塩で食べてみたい欲求を抑え、天ぷらは全部つゆに浸すことにしました。やっぱステータスは火力全振りでしょ!お上品に食べるのは私のガラじゃないですしね。もうこうなったら私オサーンVS京都仕込みの30分一本勝負デスマッチの覚悟です。赤コーナーにいるチャンピオンは泰然自若ですが、こちら青コーナーのオサーンはかなリきょどっています。なにかにつけて敵対意識を持つのは良くないと思いますよ。

意外と激しいスパイス感のカレーつゆ

最初は昆布太めで魚も香るふんわりだしが前に出てきましたが、すぐにカレーの味が優位に立ち、スパイス感が強いことがわかります。つゆの色を見て勝手にまろやかな味のイメージを持って食べ始めたので油断しており、結構ビックリするスパイスの強さです。これは京都風なのか!さすがチャンピオンだけあって、京都さんは技が多彩ですね。

京都といえば京懐石のイメージで勝手に薄味だと思ってしまいますが、天下一品とか餃子の王将とか、新福菜館とかますたにとか、なんかむしろ濃い味のものが多くないですかね。そりゃオマエが濃いものばかり好んで食べてるからだろと言われそうですが、私の中では京都の食べ物と言えば濃い味の定番ブランドとして結構信用しています。

今回のつゆは濃いとか激辛とか、そういう味ではないんですが、和風だしとスパイス感が両立したわかりやすくおいしい味でした。とろみが強めにつけられており、麺とよく絡むのも味が強く感じられる大きなポイントだと思います。

麺はうどんとしてはちょっと細めかなと感じる丸麺で、弾力とかコシよりも噛み応えの強さを感じる麺でした。かためなので麺にもしっかりした主張があり、スパイスの強いつゆの中にあってもしっかりこれはうどんだぞ!と主張していました。量も結構多いのではないかと思います。

そして注目の天ぷらですが、こりゃ美味ですな。カレーつゆに浸したのに、つゆのとろみが強いため衣に浸透し切らないことが奏功し、サクサク感が残るんです。うめーなぁ。この店は天ぷら屋としても十分やっていけるんじゃないですかね。ちくわサクサクかき揚げもサクサク。これは俄然、メニューにある「天丼」が気になってきてしまいました。

最近はラーメンだとあんまり飲み干したりしないようにしているのですが(とんこつラーメン以外)、今回は無理でしたね。あまりにうまくて飲み干してしまいました。正直、定食セットを頼まなかったことを後悔。このつゆならごはんともマッチしただろうなぁ。次は定食セットでいきたいけど、天丼も気になる。なかなか悩ましいお店でした。大満足。

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