びっくりドンキーはガストほどメニューの選択肢に幅がないことが私には大問題
びっくりドンキーを略して「びくドン」というのを最近知ったオサーンです。なんだよその変な略称。壁ドンかよ。自分の最寄り駅も最近は略称されているのを知り、私は頑なにそれを使わずにフルネームで言い続けています。もちろん、びくドンなんて使いませんよ。びっくりドンキー。なんならびっくり!!!ドンキーなんて余計なものまで入れる勢いです。
さて、びっくりドンキー。ファミレスの中ではおいしいハンバーグを出すので支持を集めているお店ですよね。ハンバーグに特化することで、他社とワンランク違うハンバーグを供しています。
肉質の良さからくる自信なのか、他のファミレスのハンバーグに比べると薄味というか、ソースの味ではなく肉の味を前面に出しているのが大きな特徴のように思います。この薄味傾向は一般的には好意的に受け取られていると思いますが、私は薄味でハンバーグを食べるとパン粉の味が気になってしまいます。たぶんそんな人あんまりいませんよね。誰に言ってもあんまり共感を持たれません。なので、できるならハンバーグは濃いソースで食べたいのです。なので私はハンバーグ食べるならびっくりドンキーよりガストが好き。これもあんまり共感持たれません。
でも自分の意志とは関係なく、人と会ったりする時にびっくりドンキーを使う場合はままあります。その時に何を食べるか結構悩むんですよね。ハンバーグ屋なのでハンバーグを食べなきゃという強迫観念に駆られて食べますが、他のファミレスみたいにもっと選択肢があれば良いんですけどね。
というわけで今回は、ハンバーグを濃いソースで食べられる数少ないメニューである「ハンバーグ&ビバ!ミートスパ」を食べます。ハンバーグと言うよりもミートスパですね。でも、ハンバーグ屋でハンバーグを食べるという強迫観念に応えつつも、濃いソースでハンバーグを食べられるメニューだと認識して食べてみます。果たしてこの選択はアリなのでしょうか。
本当は、カレーソースにしたりチーズバーグを注文すれば、パン粉の味は消えてくれるんですけど、カレーもチーズも私は大好きなんだけど、カレーはカレー、チーズはチーズで食べたいという個人的嗜好が働き、別の方法を模索していました。
ミートスパはびっくりドンキーのハンバーグを食べるベストなメニューだと思う
運ばれてきた「ハンバーグ&ビバ!ミートスパ」。ハンバーグは100gと150gから選べるのですが、上で書いた通り積極的に食べたいハンバーグではないので、今回は100gを選びました。いつも大盛の私オサーンらしくない選択です。
ハンバーグはディッシュメニューに出てくるいつものハンバーグ。牛豚の合挽き肉を使ったちょっと白っぽい肉に焼き目がついています。
ミートソースはさすがハンバーグ店のそれで、肉がいっぱい入っています。いかにも濃そうな色合いで、私の意図にあった佇まいのように見えます。
結論から言うと、私の狙い通りの味でおいしかった!肉の旨味とトマトの濃い味で骨太なミートソースは、ハンバーグのパン粉の味をうまく潰してくれています。ハンバーグ店でミートソースのハンバーグというメニューをあまり見たことない気がしますが、これはパスタ抜きにしてもアリな味なんじゃないですかね。パスタでしっかりお腹を満たしつつ、ハンバーグもおいしく食べられる。ハンバーグの大きさだけではなく、ミートソースやパスタの量も選べればなお良いのではないかと思います。メニューに書いてないだけで店員さんに言えば増やしてくれるのかもしれないですけどね。
私にはちょっと足りなかったので、ついでに「びっくりフライドポテト」。なんと「マックフライポテト」と二文字違い!でも全然違って、ほくほくの肉厚ポテトです。マヨネーズソースとトマトソースの2種類あって、私は混ぜるのが好きかな。これ1皿でパスタよりもお腹にたまるかもしれません。
そんなわけで、濃いソースでびっくりドンキーのハンバーグを食べるミッション大成功。びっくりドンキーで食べる時はこれを中心に考えたいと思います。