チャーハン ラーメン

「新福菜館 秋葉原店」で黒いチャーハンを食べてみてやはり絶品だと知る

京都の老舗「新福菜館」の秋葉原の暖簾分け店へ

友人との競馬観戦とラーメンを終え、いよいよ今度はひとりでグルメ行脚に赴きます。目指すは秋葉原にある「新福菜館 秋葉原店」。言わずと知れた京都ラーメンの老舗中の老舗ですが、京都に行く機会はなかなかないので、東京にいる内に行っておこうと思いました。偶然にも近くでひとつ仕事があったのでそれをこなした後に悠々と新福菜館へ向かいます。

辿り着いたのがまさかの11時の開店前!!どんだけ気合い入ってんだか。いやいや、用事が思いのほか早く片付いちゃったんですよね。一応、用事のついで(という体)なので、お店の前で開店を待つことにします。

お店の外にメニューが貼ってあったので、それを見てじっくり何を食べるか検討します。実は私オサーン、このお店の目的はラーメンではなくチャーハン。しょうゆで真っ黒になったチャーハンをテレビやネットで見るたびにいつか食べたいと思っていたので、やっと念願が叶います。

でもせっかくなら京都ラーメンの代表でもあるので、ラーメンも食べておきたい。しかし両方1人前は苦しいし、これから長い出張期間でいろいろ食べる予定なので、ここで無理はできない。

そう思いながらメニューを見ていると、良いのがあるじゃないですか。「中華そば(小)+焼きめし(並)」。チャーハン大盛りとどっちにするかちょっと悩みましたが、ここは両方食べておこうと判断。注文するものが決まったところでちょうど11時開店の時間。一番乗りを果たします。張飛にでもなった気分。敵陣一番乗り!みたいな。

開店前から店前で待っている客こそ私だけでしたが、いざ開店してみるとあっという間に席が埋まっていきます。相席までしている状況。さすが京都の老舗は秋葉原でも大人気のようです。

だが君たちよ。誰よりも先に食べ始めるのが、一番乗りを果たした張飛ことこの私オサーンなのだよ。せいぜい歯ぎしりしながら羨ましがるといいさ。はっはっは。

まずは京都ラーメンの代名詞たる「中華そば」から登場!!

注文してから結構あっという間に、まずは「中華そば(小)」から登場します。いやー実物見るの初めてですが、黒いですな!!カップ麺の「新福菜館」も黒かったけど、負けずに黒い。思わずパシャパシャと必要以上に写真を撮ってしまい、そうこうしているうちに他のお客さんにも注文したメニューが次々届いていき、私より先に食べ始めてしまいます。いや私が張飛なんだけど・・・。

スープが黒い以外は昔ながらのラーメンな佇まい。しょうゆラーメンでもやしがのっているのは珍しいですかね。いかにもかたそうな肉のチャーシューうまそう。

では実食。スープが真っ黒な割にしょっぱいわけではなく、濃いしょうゆの香りが漂います。この黒い色はチャーシューだれを入れて出しているそうで、色の割にまろやかに感じるんですね。麺はしょうゆラーメンとしては太めで、低加水。太いですがスープとはよくあっています。

チャーシューは良い意味で出がらしみたいなかたい食感で、これはこれでおいしいです。味付けがしっかりしており、スープの中でも映えていました。そしてなんと言っても大量のネギともやし!特にこのネギの量はさすが京都ラーメン。これが九条ネギなのかどうかは私の貧相な味覚では判別できませんでんでしたが、スープとよくあっていておいしかったです。

ついに真打ち「焼きめし」と感動のご対面

「中華そば」をおいしくいただいているうちに、今回の目的である「焼きめし(並)」がやってきます。感動のご対面!!京都の本店と違って、ごはんが丸く形どられています。そして、黒いんですが、思ったほど黒くない。本店のような荒々しい盛り付けと違って、良くも悪くも品がありますね。

具はシンプルに、細かいチャーシューとネギ、そして卵。黒い色ほど濃い味ではないですが、しょうゆの香りは強めに効いていて、なかなかに香ばしい。適度にラードを炒めた鼻に抜ける風味が出ていて、これは絶品。こちらもラーメン同様ネギの存在感が大きく、ネギとしょうゆの絶妙なマッチングです。チャーハン好きの私オサーンも大満足の味でした。札幌にも欲しいなぁこのチャーハン。

ラーメンも捨て難いけど、次は焼きめし(大)にしようかと思っています。また東京のお店になるのか、それとも京都のお店に伺えるのか。京都行ったら天下一品も行かなきゃならないし忙しそうです。

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