ラーメン

クリーミーで甘いスープは完成の域!!でも昔のとんこつ臭はやっぱりなかった「九州じゃんがら 表参道じゃんがら2F」

またもやトラブル発生

できるだけとんこつラーメンを食べて帰ろうとツアーを始めた東京出張最終日。前回記事では「博多一瑞亭」に行くにあたり、地下鉄内でSuicaをなくしたり道に迷ったりで時間をロスしてしまいました。それでも無事に「博多一瑞亭」で一杯目のラーメンを食べ終え、続いては歩くには遠いけど電車乗り継ぐよりは早く着きそうな代々木の「御天 千駄ヶ谷店」へ向かいます。下井草に本店のある、「田中商店」や「よかろうもん」と同じ出自のお店の支店です。

経路検索だと徒歩18分と出ましたが、早足で歩いたり走ったりでなんとか15分くらいで辿り着きます。と思ったら・・・なんと開いていません。ネットで何度も検索したものの、どこを見ても営業時間のはずなのに、張り紙すら貼られておらずに閉まっています。諦めきれずにお店の前で検索したり待ってみたりしますが埒が明かず、結局諦めることにしました。ここでまた大幅に時間をロスしてしまいます。楽しみにしていたんだけどなぁ。

そんなわけで急遽方針転換。JRで一駅のお隣原宿に、じゃんがらの支店があることを思い出します。私がとんこつラーメンに目覚めるきっかけを作ってくれたのが「九州じゃんがら」で、看板メニューの「ぼんしゃん」は当時、強烈なとんこつ臭を放っていました。でも昨年出張時にじゃんがらの秋葉原本店で「ぼんしゃん」を食べたところ、クリーミーなおいしいとんこつラーメンではあったものの、以前のとんこつ臭は完全消え去っていました。

でもひょっとすると、お店を替えたら違うのかもしれないと考えました。秋葉原本店はとんこつ臭かった当時、「ぼんしゃん」を供するお店ではなかったので、元から「ぼんしゃん」を供していたお店ならば違うのではないかと。

そこで今回は「御天」を諦め、急遽原宿の「九州じゃんがら」に「ぼんしゃん」を食べに行くと決意しました。

原宿の「九州じゃんがら」は2階が空いている

代々木から山手線に乗り、あっという間に原宿へ。私のホームタウン(嘘)。世界で最も原宿が似合わない人かもしれない私オサーンが、原宿へ降り立ちました。駅からほど近いところに「九州じゃんがら 原宿1階店」はあります。でもお昼時で並んでいます。私残念ながら帰る時間が迫ってきているため、あまりゆっくりはできません。

でもこの原宿の店は裏技があるんです。雑居ビルの1階が「原宿1階店」で、なんと2階が1階とは別店扱いの「表参道じゃんがら2F」というお店になっているんです。店舗内から2階に上がることはできず、店舗外のエレベーターか階段で行くことになりますが、1階が行列できていたのが嘘のように、2階は席にだいぶ余裕があります。なんでこんなことになっているのかよくわからないのですが、2階を有効活用すれば行列捌けると思うんですけどね。ラーメン作っているのは1階も2階も同じ1階厨房で作っているので、味に違いはないはずです。

「ぼんしゃん」を注文・・・その結果は・・・

さてさて席について程なくして「ぼんしゃん」が到着。秋葉原本店で食べた時は深底の丼でしたが、今回は浅底の丼で、受け皿がついています。この形状は以前の「ぼんしゃん」に近いです。これは楽しみになってきた!!

麺はとんこつラーメンらしく細麺ですが、ちょっとつやがあるのは以前と異なっています。

では実食。いやものすごい粘度のあるスープでクリーミー。甘みを感じるスープはちょっとクセになりそうな味です。ただやっぱり、とんこつ臭は皆無です。麺の味なのか何なのか、とんこつに似せた風味付けをしようとしているのは感じましたが、とんこつ臭とはかけ離れていました。

とんこつ臭を追い求めないのであれば、これだけクリーミーなスープはそうそうなく、文句なくおいしいんです。私のように過去にとらわれて昔の味を追い求める方が良くないんだと思います。この「ぼんしゃん」おいしいです。クリーミー系スープとしては完成の域にあるんじゃないかなとすら思います。すごいオリジナリティを感じる味です。

今回をもって、「九州じゃんがら」に昔のとんこつ臭が強い味を求めるのはやめることにします。これからはたぶんお店に伺うことはないと思うけど、柱の陰からひっそりと応援したいと思います。残念という気持ちよりも、自分んの中で踏ん切りがついたので良かったです。

これにて東京出張最終日とんこつラーメンツアーの2軒目が終了。あと2杯食べる予定なんですが、帰りの飛行機の時間が結構迫ってきています。

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