ラーメンもおいしいけど珠玉のチャーハンが目玉の「三代目月見軒」
チャーハンは爆発だ!!
どうも寝言からスタートしました。今回はまたまたチャーハン回。初めて行く店ではなく、何度か訪れています。チャーハンがとてもおいしい店です。その名は「三代目月見軒」。ここのチャーハンがおいしいというのは、札幌のチャーハン好きの人にとっては常識の範疇かと思います。今回は札幌駅から徒歩数分の「札幌駅北口店」。北34条駅から近いところにある「三代目月見軒 本店」の暖簾分け店です。札幌には他に「三代目月見軒 北郷本店」というお店もありますが、こちらはお店の名前は同じでもまったく別の系列で、出てくるチャーハンやラーメンもまったく違う味です。
さてさて、この店は懐かしい味のラーメンもなかなかおいしいのですが、チャーハンがとにかくおいしい!先に言ってしまいますが札幌チャーハン四天王(オサーン調べ)の一角に数えられる名店です。結構店内広いので、混んでてもあまり待つことなく入れます。店内も清潔で過ごしやすいです。
ただ私にとってはひとつ難点があって、大概ぼっちで暗躍する私オサーンにとって、この店のぼっち席は逆光で写真が撮りづらい!!店内がちょっと暗くて、その上、窓を対面に座る席しかありません。そんなわけでオサーンさんほどの写真の高等テクニックをもってしても、素晴らしい写真が撮ることができないのは申し訳ない限りです。技術のなさを逆光のせいにしているわけではありませんことよ。
とにかくごはんがかたい!!チャーハン
「チャーハン大盛り」を注文。厨房から手慣れた中華鍋の音が響き、ほどなく札幌でも指折りの豪傑が姿を表します。チャーハンらしくない四角い平皿に盛られています。見た目おとなしそうで、チャーハンというよりピラフっぽいです。えびが似合いそう。
ここのチャーハンの大きな特徴として、ごはんがとにかくかたい!!かたく炊いたごはんをギュウギュウに固められています。見た目以上にごはんがぎっしり詰まっています。具はシンプルにたまごとねぎ。そして申し訳程度の細かいチャーシュー。正直、チャーハンがおいしいかどうかに具はあまり関係ないんですよ。限りなく個人的な意見ですが。
ラードの押しがとても強いこってりチャーハン
見た目はピラフっぽくてあっさりしているように見えますが、実際食べてみるとラードがかなりたくさん使われていて、油の多いこってりチャーハンとなっています。ごはんがかたいことに加えてラードの多さで、しお味系のオーソドックスな味ながらとても独特です。大盛だとごはんの量がかなり多くて食べ応えがあり、かたく盛られたごはんの山をラードで覆った城壁のようなチャーハンです。あれ。全然褒め言葉になってないですね。いやでもとてつもなくおいしいのは間違いなく、オリジナリティもあって満足感が大きいです。
そんなわけで、札幌チャーハン四天王(オサーン調べ)の一角に数えられる「三代目月見軒」の「チャーハン 大盛」でしたが、この店はラーメンもおいしいです。「純すみ系」のようなこってり味とはだいぶ違いますが、やわらかくて懐かしさを漂わせる味です。みそかしおがオススメ。半ラーメンとか半チャーハンがないので、両方楽しむためには1人前ずつ頼むしかなく、泣く泣くチャーハンを普通盛にして、ラーメンを別に注文するのも一興かと思います。