チャーハン

北海道江別の「中国料理 明珠酒家」で食べる「炒飯」

刀削麺がおいしいと評判の「中国料理 明珠酒家」へ行くも・・・

知人が「刀削麺」がおいしい中華料理店があるというので、付き添いで行くことにしました。

しかし、私これまでの人生の中で何度か刀削麺を食べたことがあるものの、あまりおいしかった記憶がない。正直シブシブというか、隣の建物に入っているパン屋さん目当てで行くことにしました。まぁ、行ったらパン屋すでに閉店時間だったんですけどね!

そんなわけで今回は「中国料理 明珠酒家」。北海道江別市の北広島寄りにあるお店です。前から道を通るたびに、「刀削麺!豚丼!」という大きい看板を見ており、ちょっと気になってはいたんですが、刀削麺ねぇ・・・。あの太くてガタガタの麺ですよね・・・

一緒に行った知人は迷いなく「刀削麺」を注文。刀削麺には辛いスープとしょうゆ味スープの2種類があり、知人は辛い方のスープを注文していました。お店の売りのものを食べるという姿勢は正しいと思うし、私も普段ならそうしているのですが、刀削麺ねぇ・・・

今回は刀削麺に知人を人柱として当て(すまん)、私はこのブログで力を入れている「炒飯」を注文することに。ネット上の評判では「刀削麺」のものが多かったものの、「刀削麺」に限らず手広くおいしいとの評もあったので、おいしい「炒飯」に期待したいところ。

刀削麺がおいしいと評判の「中国料理 明珠酒家」へ行くも・・・

注文して10分くらいでやってきた「炒飯」。今回知人と私はそれぞれ1品ずつ料理を注文しましたが、他の卓では家族連れが多く、みんなで食べる料理の中に「炒飯」も注文していました。結構食べている人いたので、これはまず味に間違いはなさそうだと。

量はこれまで食べてきたチャーハンのような大盛ではなく、普通のサイズ。チャーハンにお得感を求めてしまうと、今回の800円でこの量はちょっと物足りないかもしれません。

具にはハムが使用されています。ラーメン屋だとチャーシューですが、中華料理店だとハムの場合結構ありますよね。他にはたまごとネギが入っていて、かなーりシンプル。量も少なめで、これで800円か・・・ちょっと不安になってきます。

ごはんはパラパラではなくしっとり系。中華料理店のチャーハンはラーメン店のものほど強い味が付いていないことが多いですが、今回のチャーハンは中華スープ等でしっかり味がつけられており、後味が太く広がっていきます。見た目だけならちと不安だったけど、これはうまい。文句なくおいしいチャーハンです。

まったく奇をてらうところのないチャーハンですが、こういうのをシンプルイズベストって言うんですねきっと。ごはんや具の量に物足りなさはあるんだけど、それを補って余りある味の良さが光りました。きちんと味を研究して作り込まれているチャーハンという印象でした。

ただ、今回のように一品で済ます場合にはちょっとインパクト不足なので、それこそ他の卓の家族連れのお客さんのように、たくさん頼むうちの一品として加えるのが良いように思います。主役というよりも脇役として良い仕事してくれそうです。メニューを見るとごはんものがそれほど多くなさそうなので、選択肢には必ず入れなければならないでしょう。

知人の食べる刀削麺に釘付け

量が多くなかったので、大食らいの私オサーンだとものの5分くらいで食べ終えてしまいます。おいしかったです。

一方で向かいの席に座る知人の「刀削麺」は半分もなくなっていない・・・。でも汗ダラダラかきながら幸せそうに食べています。どうやら相当うまいらしい。しかも傍から見てもわかるレベルで量が多い。真っ赤なスープから出てくるまるでほうとうのような刀削麺・・・それほうとうじゃねーの?ほんと刀削麺?やることなくなった私は知人の食べる姿を怨念を込めて見つめ続けましたが、いやこれ大当たりでしょう。「炒飯」はおいしかったけど、こりゃ選択間違ったかな・・・近いうち刀削麺リベンジを決意した私オサーンでありました。

あまりに裏山な視線で見続けたためか、少し食べるか?と聞いてくれましたが、丁重にお断りし、次回のリベンジにつなげます。一口もらったら後悔しそう。

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