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至高のラーメン「天下一品」の「こってり」

投稿日:2016年12月5日 更新日:

まずは寝る前に書いた文章をご覧ください

いちばん好きなラーメンはなんですか?と問われれば、東京足立区の「田中商店」とか大塚の「ぼたん」とか、とんこつラーメンを中心にいくつか候補はあるものの、スっと名前を挙げられます。ではその「田中商店」と「天下一品」はどちらが好きですか?と訊かれると、答えに窮します。「田中商店」がラーメンでいちばんだったんじゃないの?と疑問を持たれること請け合いです。

一般的にはラーメン店として分類される「天下一品」ですが、私の中ではラーメンという分類には属しておらず、それはラーメンではない、便宜上の「分類X」に属しています。分類が違うので一概に比較できませんよということ。ではこの「分類X」には他に具体的にどういうものが属しているのかというと、「競馬で渾身の穴馬を見つけ出すこと」、「寝る前に好きな小説を読むこと」、もしくは「高層ビルを下から見上げて『ほぇ~』と感嘆すること」などが思い浮かびます。

「分類X」という言葉はひょっとしたらふさわしいものではないのかもしれません。敢えて言うなら「趣味」でしょうか。しかし、「『天下一品』は『趣味』のひとつなので、ラーメン店である『田中商店』とは比較ができません」と答えてしまうと、間違いなく頭のおかしい奴だと思われてしまいます。

そこで、「天下一品」を「田中商店」とは比較できない理由として、「田中商店」を「分類X=趣味」とは違う食べ物の分類にカテゴライズし、「違う食べ物なので比較できません」と理路整然と説明する必要があります。あなたは納豆といちごどちらも大好きな食べ物だとして、どちらがおいしいか言えますか?できませんよね?それと同じですよと。

分類するからには「天下一品」の他にも同カテゴリとなる食べ物が必要になるわけですが、考えてみてもまったく思い浮かびません。昨日今日悩んで思い浮かばなかったわけではありません。「天下一品」とは何なのか。これは長年解決できていない命題のひとつです。

しょうがないので仮の結論として、「『天下一品』は『天下一品』に分類される食べ物なので、ラーメン店である『田中商店』とは比較できません」ということにしています。「天下一品」は「天下一品」なのです。名が体をよく表しています。

気を取り直して「天下一品 すすきの店」へ行ってきました

記事タイトルでラーメンと言い切ってるくせに何言ってるんですかね。ブログのカテゴリでもしっかりラーメンに分類しちゃってるし。

さて気を取り直して、今回訪れたのは「天下一品 すすきの店」。数年前に北海道に初上陸した「天下一品」の支店です。以前私は東京に住んでいたのですが、その時は高田馬場店や神田店によく食べに行っていました。地元の札幌に戻って「天下一品」がなかったのは、最も困ったことのひとつでした。でも今はある。できれば家の近所にもできて欲しいところなんですが、できちゃうと食べ過ぎちゃうのでちょっと遠いくらいで良いのかもしれませんね。

いつも注文するのは「こってり」。スープは他に「あっさり」、「こっさり」そして店によっては「味がさね」がありますが、私は常に「こってり」。鶏ガラベースで野菜が溶け込んだどろどろしたスープなのが特徴です。そしてライス。でも「天下一品」はチャーハンもおいしいから困ったもの。このスープには白ごはんが絶対あうのに、チャーハンもおいしいので選択に悩みます。しかも天一のチャーハンはスープに浸してもうまいのだ。一度「こってり」にライスとチャーハン両方頼んだことがありますが、さすがに無茶でした。食べ過ぎです。

唐揚げもおいしいのですが、ただでさえ高カロリーな上に唐揚げまで頼むのはどうなんだろうと躊躇します。今回は写真を撮るという大義名分があったので唐揚げも食べます。

天下一品のチャーシューは大きいけど薄切りでペラペラ。脂身も少ないです。でもこれをどろどろのスープに浸して食べるのがうまいです。トッピングで豚バラや豚トロのチャーシューも注文できますが、私は食べたことがありません。上にネギが乗ってるのも特徴で、このネギもまたドロドロのスープに浸すと化けます。

天下一品の麺は低加水麺です。お店によっては中細麺と細麺から選べるようですが、私は中細麺でしか食べたことがありません。低加水麺なのでスープをよく吸い、最終的にはスープと麺が一丸となって口に入ってきます。麺を食べきるとスープはほとんど残っていないくらいです。

まずはそのまま食べます。ほのかにニンニクの香るどろどろしたスープは説明のしにくいクセになる味で、鶏と野菜のスープのはずなんですが、鶏の味も野菜の味もしない気がします。なんの味だかはよくわかりません。後半戦に入ると今度は卓上に置かれている「辛子ニンニク」を投入します。これがまたスープとよくあっておいしいんです。2~3口食べてすぐ投入する時もあります。これは愛すべき調味料。何故か写真を撮り忘れました。今度撮ります。

こちらは「唐揚げ」。ちょっとかたい唐揚げです。スープに浸してもうまいですが、個人的にはこちらはそのまま食べる方が好みです。

麺がスープを大量に吸った後半戦がまさに決戦の時。辛子ニンニクを投入し、もはや液体なのか個体なのかもはやよくわからないものを口に入れていく喜び。これが天下一品です。最強です。

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